トラブルだらけ、疲弊した1泊2日。エジプトにまた行きたい?という問いの私の答えは… 世界一周旅行記15 in Egypt

人生で初のアフリカ大陸!!ずっとずっと、行きたかったアフリカの地に、私はいます。

世界一周のルートを組んだ時に、アフリカで行きたい国、真っ先に上がったのがエジプトでした。

エジプトといえば、世界遺産のピラミッド
これだけは絶対に自分の目で見に行きたいと思っていました。

しかし、調べてみるとエジプトは「世界三大ウザい国」と言われていたり、治安があんまりよくないという情報が…。

私が滞在する1週間ほど前にも、ピラミッド付近で観光客を乗せたバスを狙って爆発したそう。

今まで多くの国に一人で行ってきたし、チャレンジングなことは大好きなのですが、今回は内心かなり不安でした。

1泊2日の旅だったのですが、数多く出くわしたトラブルとともに、旅行記を書いていきます。

空港到着直後、バスがない!仕方なくタクシーに…

まず、空港からバスで市内に行こうとしたのですが、調べていた情報の場所に、バス停がない。。

周りの人に聞いても誰も正確には教えてくれず、空港のスタッフに聞いてもみんな違う答えを言ってくる状態です。

「え、もういいや、タクシー使おう」
と思って、タクシー乗り場に向かうと、250ポンド(=1600円)が空港タクシーの正規価格だと紙を見せられました。

ぜっったい高い!高すぎる!
交渉してなんとか220ポンドになりましたが、それでもありえないほど高いと思います。

が、なんと車に乗ったら運転手が250ポンドを請求してきたのです。

お釣りは?って聞いても、ニヤニヤしながらしらばっくれるのです。

「さっきのおじさん、220ポンドって言ってたから乗ったのに!私のお金返してよ〜!!」
としつこく言ってたら、ニヤニヤしながら10ポンドだけ返してきました。

さすがにもう交渉する気力もなく、諦めました。

宿に向かう途中に、知らない兄ちゃんが後ろの座席に乗ってきました。
どうやらドライバーの息子らしいです。

彼が、宿の場所を調べてくれたらしく、無事到着。
降りる時に、ドライバーが「彼にチップを渡せ!」と言ってきましたが、「あなたに多く払ったでしょ!」と言って切り抜けました。

カイロの街中は、車の交通量がすごく多く、道路を渡るのも一苦労です。

一人で道路を渡ろうとしたらひかれそうになるので、現地の人が渡る瞬間にコバンザメのように後ろにくっついて渡りました。
車のスピードが容赦ないのが怖いです。

空港から宿に向かうだけで、めちゃくちゃ疲れて、その日は宿から出ずに引きこもってました。

次の日も、外に出たくない…と思いながら、でもピラミッド見に行かなきゃ!と自分を奮い立たせて外の世界へ…。

ピラミッドに向かうタクシーで…なぜか連れ回される?!

タクシーを捕まえて、事前に値段交渉して、「ピラミッドへお願いします」と伝えると車は走り出しました。

しかし、なぜか寄り道が多いのです。
知り合いの人のところを回りながら、アラビア語で何か話してる…その度にジロジロと見られる私…

「え、もしかして人身売買されるのでは?!物色されているのかな…」と本気で怖くなりました。

どうやって逃げようか考えてたら、一人の人が車の窓に近づいてきて、話しかけてきました。

「Where do you want to go?」

「ピラミッド…。」

「Okay!」

ドライバーも理解したのか、車を走らせながら
「Sorry, my English…hahaha」と。

行き先を確認するために、英語を話せる人を探してただけみたいです。

ごめんなさい、怖がりすぎました。

観光客は要注意!ピラミッド付近のぼったくり

そして無事ピラミッドの付近に到着!

客引きが多くいるのは知ってたので、最初はほとんど相手にしなかったのですが、入り口がわからない!

一人の人が、
「歩いて入り口に行くのは無理だよ!遠いから、馬に乗せて無料で連れて行ってあげる!お金いらないよ!」と言ってきたので

お!まじか!と思って馬に乗せてもらいました。

馬は一歩も進まず、気づいたら3人くらいに囲まれていて、「この先の馬のツアーは300ポンド(=2000円)だ!」と言われました。

(いや、そんなお金持ってないよ。入り口までタダって言ったやん…)

「クレジットカードでもいいよ」と言われました。

「いや、いい、降りる」
と言っても降ろしてくれない。

「え、こわ。笑」
って思いながら、真剣に、

「現金ないし、クレジットも使わない。ツアーはいらない。」

と言い張ってたら、ピラミッド入場料と合わせて200ポンドでいいと言われました。

「とりあえずチケット買うから降ろして」と言ったら、やっと降ろしてもらいました。

というか、そもそも入り口まで100mもないんですけど。歩ける距離なんですけど。

ピラミッドの敷地内も注意!あの手この手で呼び込みの嵐

やっとピラミッドの敷地に入ったら、今度はチケットを見せろと言ってくるスタッフのような格好の人が。

チケットチェックさっきしたよな〜と不思議に思いながら渡したら、そのままラクダに乗せようとしてきます。

(なるほど、そういう手を使うのね…!)

ラクダは350ポンド(=2200円)という看板がいたるところにありました。

ちょっと気になるけど、調べてた値段より上がっていたので、今回はパスしようと思い、

「チケット返して〜ラクダはもう乗ったからいらない〜(嘘)」と言って切り抜けました。

他にも、写真撮ってあげるよ!ピラミッド案内するよ!と、声をかけられましたが、
断りながら観光していました。

もう完全に何を信じたらいいのかわからない状態です。

スフィンクスがどっち方面にあるのかも、現地の人に聞くよりも観光客に聞いた方が確実です。

高級ホテルのカフェの店員さんまで…

そしてピラミッドが絶景で見えるハイアットホテルの屋上のカフェで休憩しようと思い、向かいました。
カフェラテを頼んだら、最低120ポンド(=800円)オーダーしないといけないと言われました。

お腹空いてないし、ちょっと休憩するだけのつもりだったのに…
だったらいいや、と思って立ち上がったら
「マダム、OK、OK!」と言われ、注文票とメニューを持っていきました。

いいんだったら最初から言うなよ〜!と思いつつ、もうそのくらいのことじゃ驚かないです。

タクシーでまさかの事故?!

帰り、タクシーに乗って宿の近くに向かっていたら、

後ろからバンッ!!と何かがぶつかる音が…。

なんと乗っているタクシーで、走行中に後ろの車から追突される事故が起こったのです。

そんなに激しくなかったので、ドライバーも私も無事だったのですが、車は大きくへこんでいました。

ドライバーがめちゃくちゃ怒って車から飛び出し、相手のドライバーと言い争いに。

これは時間がかかりそうだ…と思って、降りて違うタクシーに乗ろうとしたら、
「マダム、5分で終わるから待ってくれ!」とドライバーに言われ、車の中に押し戻されました。

どんどん人が集まってくるし、めちゃくちゃジロジロ見られるし、どうなるんだろ〜と思っていたら、警察がたまたま通りかかりました。

しかし特に何をするわけでもなく、2人で解決して〜みたいな雰囲気で、すぐに立ち去って行きました。

結局15分くらい待たされて、無事(?)運転再開します。

「待たせてごめんね、でもアイツが悪い!」とブーブー言いながら、車を走らせ、なんとか目的地に到着しました。

はぁ、長かったピラミッドの旅。

そんなエジプトの素敵なところも

ここまでだとエジプトの印象はあまり良くないですが、そのあと入ったカフェがとってもおしゃれ!

完全に外国人向けの雰囲気で、入り口のセキュリティも厳重。
カイロにいてやっと落ち着く場所に来られて、とっても嬉しかったです。
ご飯も安いのに美味しかったです。

さらに、ふらっと入ったお土産屋さん、2階に上がると、キレイなガラス細工が。

スタッフが、「僕たちは押し売りしないから、ゆっくり見ていいよ〜。カイロはみんなしつこくプッシュしてくるから疲れたでしょ〜笑」と言いながら、
ガラス細工やお花の香りでできたアロマオイルを見せてくれました。

そしてお茶まで出してくれて。
その心遣いに感動して、気に入ったガラスをお土産用に購入してしまいました。

この後も旅を続けることを言ったら、ちゃんと持って帰れるように丁寧に、頑丈に包んでくれて、おまけにラクダのマグネットまでくれました。

帰りの空港までは、ホテルに頼んだタクシーが来てくれたので、適正価格で、英語が話せるドライバーで、安全運転だったので安心して帰ることができました。

エジプトの首都、カイロ。旅した感想

終わりよければ全てよし…と言いますが、

私がエジプトに来て感じた印象は、息をするように嘘をつく人がいるということ。

どうせもう来ない観光客だと思っているのか、目の前の自分の利益しか見えていないのか。

国として国外からの収入が欲しいのであれば、観光は一つ大きな産業だと思うし、
せっかく世界遺産であるピラミッドがあるのならば、観光客が来たい!と思うような環境を作ったらいいのに…と思います。

振り返って書いてみると、かなりいろんなことがあったな、よく切り抜けてきたな、と思います。

エジプトは国際空港もあり、アフリカの中では経済的にも成長している国の一つです。
アフリカの観光が有名な国といえば、エジプトとモロッコがまず挙がると思います。

しかし、今回のエジプトの旅を通じて、貧しさって何だろうって考えた時に、「人のマインド」によって作り出されるものじゃないかなと思いました。

もちろん全員ではないと思いますが、「自分の利益のためには、嘘をついてもなんとも思わない。他人を騙してでも、とにかく今お金が欲しい。」という人が少なくとも一定数いると思います。

いつか、観光客にとって、もっと居心地の良い環境になって、国も人のマインドも豊かになって行くことを信じることしか今はできないです…。

5年後、10年後はどう変わっているのか。
はたまた、今のままなのか。

もしも「エジプトにまた行きたい?」と聞かれたら
それを確かめるために、「もう一度行きたい」と答えると思います。

その時は高校生の頃に英語の教科書で見た、アブシンベル神殿を見に行きたいですね。





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