アジアの中でも大きな経済成長をして世界から注目されているシンガポール。シンガポールの空港、チャンギ国際空港は世界中の様々な都市を繋ぐ大型空港です。
今回の記事では、シンガポールの空港、チャンギ国際空港と市内を移動する手段を紹介していきます。
空港から市内へ向かう交通手段を4つ紹介
1.地下鉄MRT
チャンギ国際空港から地下鉄MRTに乗るためには、まずはターミナル2に向かう必要があります。
ターミナル1に到着した場合、空港間をつなぐスカイトレインという無料の電車に乗ってターミナル2に移動し、MRTの乗り場を目指しましょう。
チャンギ国際空港のターミナル2と3は、MRT東西線チャンギ・エアポート駅(Changi Airport)に直結しているので、西へ向かうジュー・クーン(Joo Koon)方面の電車に乗れば所要時間30分ほどで市内まで行くことができます。
MRTの料金は~S$2.60なので、安くて確実なオススメの交通手段です。
その日MRTを使ってシンガポール市内を観光するのであれば、チャンギ・エアポート駅で一日乗車券のツーリストパスを購入するのもいいかもしれません。
2.タクシー
チャンギ国際空港にはターミナル1・2・3全て、1階到着ホールにタクシー乗り場があります。
1階の到着ロビーに出てきたら、「TAXI」という表示案内に従って行きましょう。タクシー乗り場の近くにはスタッフがいて、タクシー待ちで並んでいる人に順番を案内してくれます。
シンガポールのタクシーはメーター制なので、料金は後払いになります。
空港からのタクシーは、レギュラータクシーとプレミアムタクシー、ラージタクシーの3種類があり、チャンギ国際空港から市内までの料金の目安は以下のようになっています。
レギュラータクシー
混雑時、深夜時間帯(0:00〜6:00):S$30〜35
通常時:S$20〜25
プレミアムタクシー
混雑時、深夜時間帯(0:00〜6:00):S$35〜40
通常時:S$30〜35
ラージタクシー(最大7人乗り)
S$60
ラージタクシーの料金は固定ですが、基本的にシンガポールのタクシーは、初めの1㎞はS$3~3.90、その後10㎞までは400mごとにS$0.22加算される仕組みになっています。
シンガポールのタクシーは青、白、赤、緑など、タクシー会社によって色分けされていますが、どれに乗っても料金は基本的に変わりません。
しかし、プレミアムタクシーというベンツなどの高級車限定のタクシーがあるのでそれに乗ると通常より値段が上がってしまします。
プレミアムタクシーに乗る必要がなければ、乗り場で待機しているスタッフに「レギュラータクシー」と伝えましょう。
3.配車タクシーアプリ「Grab」タクシー
近年、シンガポールではGrabという配車アプリを利用してタクシーに乗車する人が増えています。スマートフォンのアプリを使って好きな場所に、すぐにタクシーを呼ぶことができる便利なサービスです。
確実にタクシーに乗りたいときは、ぜひ事前にアプリを登録しておき、利用することをおすすめします。Grabを利用する6つのメリットを紹介していきます。
・タクシーよりも安い
シンガポールを走っているメーター制のタクシーよりも基本的に安いのがメリットの一つです。
例えば、チャンギ空港から市内までは普通のタクシーで行くと約S$35かかりますが、
Grabタクシーで向かうと約S$25で行くことができます。
・事前に金額を把握することができる
タクシーを配車するタイミングで、目的地までの料金を把握することができます。
渋滞があっても関係なく、決まった金額で目的地まで安心して行くことができます。
・事前決済
Grabを配車するときに、登録したクレジットカードからアプリを通じて事前に決済をすることができます。
チップを請求されることもないので、金銭トラブルに巻き込まれることもありません。
・行き先を事前に伝えておける
アプリから行き先を入力して伝えることができるので、運転手と会話をする必要がなく目的地に向かうことができます。
・好きなところに呼ぶことができる
配車した車がどこを走っているのか、アプリ上の位置情報を見ながら待つことができます。
急いでいるのになかなかタクシーが捕まらない…という心配もありません。
・深夜や早朝の利用もOK
飛行機の都合で深夜や早朝に空港に到着した場合、普通のタクシーがなかなか捕まらない、ということもあります。
観光客が多いタイミングだと、列に並んで待たされることもありますが、
自分でGrabを使ってタクシーを呼べば待ち時間を減らし、確実に乗車することができます。
シンガポール旅行中はGrabアプリをインストールしておくことで、
タクシーを使いたいタイミングですぐに呼ぶことができるので、とても便利でした。
4.エアポートシャトル
セントーサ島、チャンギ以外の市内のホテルであれば、ほとんどの任意の場所で降りることができるエアポートシャトルを利用することも一つの手段です。
ターミナル1・2の出口左側のエアポートシャトルカウンターで、行き先を告げてチケットを受け取り、バスの出発を待ちます。定員が集まり次第、ドライバーが車まで案内してくれます。
15分~30分間隔で運行され、料金はS$9~とタクシーより安めですが、その分、所要時間は30分~50分と少し長めです。
シンガポール市内から空港の移動手段は?
1.地下鉄MRT
シンガポールの地下鉄を利用して、チャンギ空港に向かう場合、緑色のラインであるMRT東西線のチャンギ・エアポート駅(Changi Airport)に到着することができます。
料金は東西線内であれば$2.6で、市内の中心から約30分で移動することができます。
駅はターミナル2とターミナル3直結で、電車のホームから歩いて10分ほどで出発ロビーに到着します。ターミナル1に向かうには、ターミナル間をつなぐ無料のスカイトレインに乗る必要があります。
スカイトレインの所要時間は、約5分です。5分ごとに運行しているので、待ち時間もほとんどありません。
JALを含む、国際線のいくつかの航空会社はターミナル1から運航しています。
2.タクシー
流しのタクシーを捕まえて、チャンギ空港に向かう場合の料金は、メーター制なので渋滞の具合にもよりますが、およそS$30です。
0:00〜6:00の深夜時間は、メーター料金に50%加算されます。配車サービスのGrabを利用すると、タクシーを確実に呼ぶことができ、S$25ほどで移動できます。
チャンギ国際空港とシンガポール市内の移動手段
チャンギ空港からの移動手段をいくつか紹介してきました。空港に到着したときに荷物が多い場合は、ホテルの目の前で降車することができるので、タクシーかエアポートシャトルがオススメです。
価格を重視するなら地下鉄MRTが一番安いのでオススメです。
シンガポールは小さな街で、交通も複雑でないので、旅行初心者でも観光しやすい街ですので、ぜひ自力でシンガポールを観光する人は参考にしてみてください。